【雷撃#2ベスト16】初手テラス+ミミツツミ

【使用構築】

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【はじめに】

はじめまして『いこま』です。

今回、9/9にを行われたオフライン大会『雷撃#2』で予選5-2、本戦3回戦敗退でベスト16の結果残せたので、構築記事を書きたいと思います。

 

【構築経緯】

他の参加者に構築の練度では到底敵わないと思い、それが顕著に現れるサイクル構築を諦め、自身がシングルバトルをしていた7世代の頃に好んで使っていた対面構築を組むことにした。

 

初手テラスで数的有利を取り、そのアドバンテージを維持したまま逃げ切るというのが9世代における対面構築の結論だと思ったので、現状最も対面性能の高いカイリューと連撃ウーラオス、パオジアン等環境上位のポケモンに抗える耐久ミミッキュを軸に構築をスタート。

 

カイリューミミッキュ@1では連撃ウーラオスにテラスを切られる展開がかなりきついため、そこへの切り返しとしてブーストツツミを採用し、これを基本選出とした。

 

上記3匹では胞子、宿り木、電磁波、欠伸等の搦手に弱く、相手にテンポを取られてしまうため、それらに強く対面的にも動かせるHBサーフゴーを採用した。

 

そしてここで、こちらの展開を押し付けることをに重きを置きすぎて普通にBIG6に勝てないことに気づき、それら全てに対面で役割を持てる挑発マグストテラ妖ドランを2匹目の初手テラス枠として採用した。

 

最後にタスキ枠として、不利な展開になった場合でも択次第で試合をひっくり返せる高速移動イダイトウ♂を採用し構築が完成した。

 

【個体紹介】

カイリュー@隠密マント

テラスタイプ:飛行

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

努力値:244-228-0-0-0-36

実数値:197-201-115-×-120-105

技構成:テラバースト/地震/神速/アクジェ

調整

H:2n-1

A:できるだけ高く

S:準速50属を意識したカイリューを抜けるライン

 

初手テラス枠①

現状対面最強のポケモン。パオイーユイの怯み、オオニューラ展開を意識して今回は隠密マントで採用した。

今回特に意識はしていなかったが予選で当たった電気玉投げつける展開にもイージーウィンできたりとある程度不利な運要素を拒否できるというのは対面構築においてはかなり大きかった。

また予選ではキノガッサ入りにもラムみたいな顔して初手に出したが、胞子は打たれなかったので持ち物に関しては正解だったと思う。

 

ミミッキュ@命の珠

テラスタイプ:ゴースト

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値:228-236-44-0-0-0

実数値:159-154-106-×-125-116

技構成:じゃれつく/シャドクロ/影打ち/剣舞

調整

HB:皮ダメ+珠ダメ込でA172パオジアンの氷柱落としを確定耐え

A:11n

 

7.8世代から変わらず対面と言えばこのポケモン

レギュレーションDからウーラオスが追加されたため、以前よりは動かしづらくなったが、それでも耐久振りにすることでBIG6全てに対面である程度役割を持てるため非常に強力だった。予選ではほぼ全ての構築に選出し、期待通りの活躍をしてくれた。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:ゴースト

性格:臆病

特性:クォークチャージ

努力値:4-252-0-0-0-252

実数値:159-154-106-×-125-116

技構成:ドロポン/フリドラ/身代わり/アンコ

調整

S:ミラー意識で最速

 

パオジアンや連撃ウーラオスに強い構築を組もうとすると絶対入ってくるポケモン。対面構築が苦手とする展開構築や受けに対して切り返しをしながら起点作成まで出来る。特にカイリューの神速をアンコールして詰めのミミッキュやイダイトウ♂で積む動きが非常に強力だった。

また既に2敗している状況且つ負け濃厚だった対戦で不意打ちにアンコールを合わせて捲ったときは普通に感動した。

ドロポンの命中率だけがネックだが今回は1度も外さなかった。

 

サーフゴー@こだわりメガネ

テラスタイプ:水

性格:図太い

特性:黄金の体

努力値:244-×-196-0-0-68

実数値:193-×-154-153-111-113

技構成:ゴルラ/シャドボ/10万/トリック

調整

HB:A182キノガッサの地ならし2耐え

S:最速ガチグマ抜き

 

選出画面でガッサの選出を抑制するためのポケモン。HBに厚くすることで後発からのパオジアンやウーラオスを処理することができるため、対面構築同士の対戦ではかなり重宝した。

さらに足りない特攻をこだわりメガネで補うことで、有利対面を作れた際に交代先に高火力を押し付けることで倒せなくても、裏の先制技圏内まで持っていくことが出来る。

実際に決勝トーナメントでは半分程度の体力から水テラスを切り、パオジアンを倒す場面がありこの調整はかなり生きたと思う。

 

ヒードラン@お盆

テラスタイプ:フェアリー

性格:図太い

特性:炎の体

努力値:244-×-148-36-4-76

実数値:197-×-159-155-127-107

技構成:マグスト/テラバースト/地震/挑発

調整

HB:A172パオジアンの聖剣をオボン込みで2耐え

C:妖テラバで無振りウーラオス確定

S:遅いカイリュー意識(無振りキラフロル+1)

 

初手テラス枠②

BIG6を始めとする遅いステロ展開や受けに強く、カイリューミミッキュを軸に組み始めたが、最終的にはこのポケモンの方が選出率が高かった。

対面性能の高さも然ることながら、予選ではチオンジェン軸、決勝トーナメントではキョジオーンを崩したりと崩し性能も高く、選出のしやすさも魅力的だった。

 

イダイトウ♂@きあいのタスキ

テラスタイプ:水

性格:意地っ張り

特性:適応力

努力値:0-244-0-×-12-252

実数値:195-179-85-×-97-130

技構成:アクブレ/お墓参り/アクジェ/高速移動

調整

HD:ステロ込でC176テツノツツミのフリドラ確定耐え

 

対面構築においてほぼ必須となるタスキ枠であり、対面性能に加えて抜き性能まで兼ね備えている最高のポケモン。今回はアクブレで使用したが、ウェブタじゃないと勝てない対面で急所に当てたりと自覚まで最高だった。ただこの枠は前日に決まったため、正直動かし方があまりよく分からなかった。

 

【最後に】

9世代初の対戦オフで関東のオフだと前回は7世代の頃なので参加者もだいぶ変わっていたけど、対戦後に全員とその内容やその他ポケモン関連の話が出来てめちゃくちゃ楽しかったです。

午前中から配信卓までは負けないことを目標にしていたのでその目標も達成でき、結果的にも大満足でした。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

質問等あれば@ikoma_pokeまで